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※以下は、本ページの内容を簡潔にまとめたものです。本文をご覧いただいた方は、読み飛ばしていただいて構いません。

ケイミューの外壁材を徹底比較|光セラ・レジェール・親水系・価格・保証・選び方

ケイミュー(KMEW)の窯業系サイディングには、光セラ、親水パワーコート、親水コートなど表面性能の異なるシリーズがあり、さらに15mm・16mm・18mm・21mmなどの厚み、柄、色、塗装、専用部材によって多数の商品があります。商品名だけで比較すると分かりにくいため、外壁材を選ぶ際は、表面性能・厚み・意匠・価格・保証・シーリングなどの周辺部材を分けて考えると整理しやすくなります。現在の一般地域向けラインナップでも、光セラ、親水パワーコート、親水コートがそれぞれ別のカテゴリーとして案内されています。

代表的な位置づけとして、21mm厚の次世代外装パネル「レジェール」、18mm厚のネオロック・光セラ18、15mm・16mm厚のエクセレージ・光セラ、価格を抑えやすいエクセレージ・親水系などがあります。レジェールはケイミュー公式でも最高級シリーズとして位置づけられており、21mmの深い彫りによる陰影や立体感が大きな特徴です。一方、光セラ15は厚物の立体感より表面性能を重視しやすく、親水系は初期費用とのバランスを取りやすいシリーズと考えられます。

本体のメーカー希望小売価格にもシリーズによって大きな差があります。代表例では、エクセレージ・親水15「プラシード15」が5,181円/㎡、エクセレージ・光セラ15「ひより15」が6,864円/㎡、「ソラネル」が7,106円/㎡、ネオロック・光セラ18「インペリアル」が7,337円/㎡、レジェール「レイヤーブロック」が**11,891円/㎡**です。ただし、これは外壁本体のメーカー希望小売価格であり、実際の外壁工事では施工費、留め金具、シーリング、出隅、役物、運搬、加工ロス、足場などが加わります。そのため、外壁材の㎡単価が2倍でも、住宅全体の工事価格が単純に2倍になるわけではありません。

ケイミューの光セラは、太陽光の紫外線を利用して有機系の汚れを分解する光触媒機能と、親水性によって雨水で汚れを洗い流しやすくする機能を組み合わせた外壁材です。さらに高耐候の表面処理によって色あせを抑えることも特徴です。ただし、軒下など雨が当たりにくい場所や、苔・藻・カビ、無機系の汚れなど、すべての汚れを自動的に除去できるものではありません。外壁の立地条件や方角、軒の出などによって実際の汚れ方は変わります。

また、現在のケイミューでは、レジェール、ネオロック・光セラ18、FLAT DESIGN PANELなどを「色40年品質」の対象シリーズとして案内しています。ケイミュー公式では、これらについて塗り替え・張り替えなどの外壁メンテナンスを40年後に考えるという長期耐候性を訴求しています。ここで重要なのは、「色40年品質」と「色15年保証」は同じ意味ではないことです。「色40年品質」は商品の耐候性能に関するメーカーの品質訴求であり、「40年間の無償保証」を意味するものではありません。保証制度については別途、対象商品・純正部材・施工条件などを満たした場合の色15年保証があります。

さらに、色15年保証と製品本体10年保証も別制度です。ケイミューの「セラミックコート外壁材&スーパーKMEWシール」セット色保証は、対象となる光セラ外壁材と指定のスーパーKMEWシール、純正出隅、純正留め金具などを組み合わせ、所定の施工条件を満たした物件に対して行われます。保証の中心は外壁材の著しい変褪色などであり、苔・藻・カビ、錆、伝い水による汚れなどは同じ扱いではありません。

また、色15年保証は「15年間、外壁工事をすべて無料でやり直してもらえる」という制度ではありません。元ページで整理しているとおり、施工完了から10年まではメーカーが適切と判断する部分補修や代替製品などによる対応、11年目は対象製品の出荷時メーカー希望小売価格を基準とした製品査定額の50%が上限となり、その後は段階的に減額されます。防水紙や下地胴縁などの部材、施工費、足場費用などは製品査定金額には含まれません。製品本体については、色保証とは別に施工完了日から10年間の製品本体保証があり、別途保証書の発行が必要とされています。

15mm・18mm・21mmなどの外壁材の厚みだけで、耐久性の順位が決まるわけでもありません。 15mmでも光セラなど高機能な表面仕様を選ぶことができ、18mm・21mmになるほど深い彫りや陰影を表現しやすくなります。一方、厚みは意匠だけでなく、外壁材の重量、使用する留め金具、張り方向や対応工法などにも関係します。したがって「21mmだから15mmより長持ちする」「厚いほど性能が高い」と単純に比較するのではなく、表面塗装・意匠・施工仕様をそれぞれ確認することが重要です。

「親水セラ」という名称についても注意が必要です。これは誤った呼び方ではなく、ケイミューが2009年に発売した旧シリーズ名です。現在の一般地域向けラインナップでは主に「親水パワーコート」「親水コート」という名称で整理されているため、中古住宅の仕様書や旧カタログで「親水セラ」と記載されている場合と、新築で現在の商品を選ぶ場合は分けて考えます。

外壁材を長期的に考える場合は、外壁本体の塗膜だけではなく、シーリング、出隅、サッシまわり、水切り、金属役物などの点検・メンテナンスも必要です。光セラや色40年品質の外壁材を選んでも、住宅の外壁すべてが40年間メンテナンス不要になるという意味ではありません。外壁本体がきれいでも、目地シーリングにひび割れや剥離があれば補修が必要になる場合があります。長期コストを比較するときは、再塗装時期だけではなく、外壁本体、シーリング、役物、足場などを含めて考える方が現実的です。

ケイミューでは、光セラなどの対象外壁材にスーパーKMEWシール30・40・Z40などの高耐久シーリングを組み合わせる仕様があります。高価格帯の外壁材を選ぶ場合でも、外壁本体だけでなくシーリング材、出隅、留め金具などの純正部材まで含めて仕様を確認することが大切です。メーカー公式でも、色15年保証についてスーパーKMEWシールや純正出隅、純正留め金具などのセット使用を条件として案内しています。

ケイミュー外壁材を選ぶ際は、単純に「一番高い商品が一番良い」と考える必要はありません。初期費用を抑えるなら親水系、防汚性や耐候性を重視するなら光セラ15・16、表面性能と立体的な外観の両方を求めるなら光セラ18、深い陰影や外壁そのものの意匠性を重視するならレジェール21mmなど、住宅のデザイン、予算、将来のメンテナンス計画に合わせて選ぶことが重要です。正面や玄関など目立つ面だけ上位シリーズを使用し、その他の面では価格を抑えるなど、張り分けによって予算を調整する方法もあります。元ページでも、上位商品は単純に耐久年数だけを買うものではなく、防汚・耐候性能、保証、立体感、柄、純正部材まで含めて価値を判断するものとして整理しています。

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