top of page

瓦工事を徹底解説|瓦の種類・メーカー・施工方法・費用相場まで

瓦屋根というと、「昔ながらの和風住宅の屋根」を思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし現在の瓦には、伝統的な和形だけでなく、直線的な平板瓦、洋風住宅に合うS形瓦、耐風性・耐震性を考えた防災瓦など、さまざまな製品があります。

見た目だけでなく、耐久性の高さや、瓦一枚単位で補修しやすいこと、焼き物ならではの質感なども瓦屋根の大きな特徴です。

このページでは、瓦工事を検討している方に向けて、株式会社 大日本絋産が、瓦の種類・構造・施工方法・メーカー・価格・保証まで、専門用語も交えながらできるだけ分かりやすく解説します。

「瓦にしたいけれど、何を選べばいいか分からない」

「今の瓦屋根を直すべきか、葺き替えるべきか迷っている」

「メーカーによって何が違うのか知りたい」

という方にも参考にしていただける内容です。

瓦屋根工事|大日本絋産

​屋根施工歴 30年以上の技術者が解説

瓦屋根とは?

瓦屋根とは、粘土などを成形して焼き上げた瓦を屋根材として使用する屋根です。

日本では非常に長い歴史があり、現在でも住宅、寺社、公共施設などさまざまな建物で使用されています。

「瓦=和風」という印象がありますが、現在の住宅用瓦には、ほとんど凹凸のないフラットな平板瓦や、南欧風住宅に合う瓦などもあります。

住宅デザインに合わせて選べる屋根材へと進化しています。

特に粘土瓦は、表面を塗装して仕上げる屋根材とは異なり、焼成そのものによって仕上げられているため、瓦本体を定期的に塗装することを前提としないのが大きな特徴です。

 

現在、瓦屋根はどのくらい採用されている?

住宅金融支援機構が公表している「フラット35住宅仕様実態調査(令和5年度)」では、調査対象となった新築一戸建て住宅の屋根材で、粘土瓦の使用割合は11.0%でした。

同調査では、ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板が52.5%、スレート瓦が27.3%となっており、現在の新築市場では金属屋根が大きな割合を占めています。

ただし、この調査はフラット35の設計検査を受けた木造軸組の新築一戸建て住宅を対象としたものなので、日本のすべての住宅をそのまま表した数字ではありません。

瓦屋根は現在「最も多い屋根材」ではありません。

それでも、耐久性、質感、メンテナンス性、住宅デザインとの相性などから、瓦を指定して選ばれる方は今もいらっしゃいます。

流行だけではなく、長く使う屋根材として選ばれているのが瓦です。

 

日本の瓦の約7割を占める「三州瓦」

瓦を調べていると「三州瓦」という名前を目にすることがあります。

三州瓦とは、愛知県西三河地方を中心に生産されている粘土瓦です。

特許庁や三州瓦の業界団体によると、三州瓦は全国の粘土瓦生産量のおよそ70%を占める国内最大の瓦産地です。

大手瓦メーカーの多くも、この三州地域にあります。

現在の瓦屋根を検討する場合、三州瓦は非常に多くの住宅で候補になる屋根材です。

 

瓦には「材料の違い」と「形の違い」がある

瓦は一種類ではありません。

ここで少し専門用語が出てきますが、瓦を見るときには、

「どうやって表面を仕上げた瓦なのか」

「どんな形をした瓦なのか」

を分けて考えると分かりやすくなります。

 

釉薬瓦・陶器瓦

粘土で成形した瓦に釉薬をかけ、高温で焼成した瓦です。

表面がガラス質になるため、色の種類が豊富で、黒・茶・銀・緑などさまざまな外観をつくることができます。

現在の住宅で使用される平板瓦にも多く採用されています。

 

いぶし瓦

いぶし瓦は、焼成工程で「燻化(くんか)」することで、独特の銀色に仕上げる瓦です。

いわゆる日本瓦らしい、落ち着いた銀色の屋根をつくることができます。

和風住宅だけでなく、設計によっては現代的な住宅にも使用されています。

栄四郎瓦では、1,100℃以上で焼成した後に燻化し、炭素皮膜によって銀色をつくる製法を案内しています。

 

J形・F形・S形とは?

これは瓦の「形」を表す分類です。

 

J形瓦

JはJapaneseの頭文字で、日本で昔からよく見られる波形の瓦です。

一般的に「日本瓦」「和瓦」と呼ばれてイメージされる形に近いものです。

屋根面に陰影が生まれ、重厚感のある仕上がりになります。

 

F形瓦

FはFlatの頭文字で、比較的平らな形をした瓦です。

現在の住宅との相性がよく、シンプル・モダンな住宅にも合わせやすいことから、各メーカーがさまざまなF形瓦を販売しています。

「瓦は和風住宅にしか合わない」という印象を大きく変えた瓦でもあります。

 

S形瓦

S字状の波を持った瓦です。

屋根面に大きな陰影が生まれるため、南欧風・洋風住宅などによく合います。

色の違う瓦を組み合わせる「混ぜ葺き」によって、さらに表情のある屋根にすることもできます。

 

瓦を製造している主なメーカー

瓦を選ぶときには、「瓦」という材料だけではなく、メーカーや製品まで確認することをおすすめします。

形状、色、防災性能、対応できる屋根勾配、役物、保証などが製品によって異なるためです。

ここでは、現在確認できる代表的な三州瓦メーカーを紹介します。

 

株式会社鶴弥

鶴弥は三州瓦の代表的なメーカーの一つです。

代表的なシリーズには「スーパートライ110」があり、フラットなF形瓦からS形の「サンレイ」、和形の防災瓦まで幅広く展開しています。

「スーパートライ110 スマート」は直線的なデザインが特徴で、現代住宅にも合わせやすい平板瓦です。

また「タイプI Plus」には2寸勾配に対応する仕様が設定されており、瓦でも比較的緩い勾配の屋根へ対応できる製品があります。

鶴弥では、2023年1月1日以降に引き渡される条件を満たした新築物件について、同社の粘土瓦に60年間の製品保証を開始しています。保証対象は製品の変質による割れ・欠損・釉薬面の剥離などで、住宅そのものや施工の保証とは別のメーカー製品保証です。【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥

 

栄四郎瓦株式会社

栄四郎瓦も三州瓦を代表するメーカーです。

伝統的な「和形 銀いぶし瓦」から、フラットな「プラウドプレイン」、平板瓦の「ローマンLL40」「プラウドUU40G」「プラウドBB40」など、和風から現代住宅まで幅広い製品があります。

「昔ながらの瓦らしさを残したい」という住宅にも、「できるだけスッキリした瓦屋根にしたい」という住宅にも選択肢があります。

栄四郎瓦では、新築物件について施工完了日から20年間の製品本体保証を実施しています。保証の対象や発行条件については、採用する製品・物件ごとに確認します。栄四郎瓦株式会社

 

新東株式会社

新東は「CERAM」シリーズなどを展開する三州瓦メーカーです。

F形の「CERAM-F1」「CERAM-F2」「CERAM-F3」「CERAM-F FLAT」「CERAM-FS」、S形の「CERAM-21」、J形の「JAPANESE-TYPE」などがあります。

特徴的なのは、製品によって緩勾配へ対応できるラインナップが用意されていることです。

公式ラインナップではCERAM-F2が2寸、CERAM-F1・F3・F FLATが2.5寸、CERAM-FSが3寸から対応する製品として案内されています。新東株式会社

屋根の勾配によって瓦を諦めるのではなく、対応できる製品があるかを確認することが重要です。

 

マルスギ株式会社

マルスギも三州瓦の老舗メーカーです。

和形防災瓦をはじめ、「スーパーJ II」「イーグルエクサMAX」「防災フィット」「イーグルマキシムEX」「ソレイユS49」などを展開しています。

和形だけでなく、現代住宅向けの平板瓦や防災瓦も選べるメーカーです。

防災フィットでは瓦同士をかみ合わせるアームロック構造などを採用し、雨水の逆流や風による浮き上がりを考えた形状になっています。マルスギ株式会社

 

メーカー別の「採用率」はどう見る?

「鶴弥が何%、栄四郎瓦が何%」といったメーカー別の最新採用率については、一般に確認できる統一された公開統計がありません。

一方で、産地として見ると、三州瓦が全国の粘土瓦生産量のおよそ70%を占めています。

メーカーを選ぶ際には、単純な「売れている順」だけではなく、

住宅のデザインに合うか。

屋根勾配に対応しているか。

希望する色があるか。

必要な役物が用意されているか。

メーカー保証があるか。

将来の補修を考えやすいか。

といった点まで含めて選ぶ方が実用的です。

 

現在の瓦は「置いてあるだけ」ではありません

古い瓦屋根を見た印象から、

「瓦って屋根に置いてあるだけでは?」

と思われることがあります。

現在の瓦屋根はそうではありません。

2022年1月1日から瓦屋根の緊結方法に関する基準が強化され、平部を含むすべての瓦について、瓦の種類・部位・基準風速などに応じた緊結が求められるようになりました。国土交通省は、瓦屋根標準設計・施工ガイドラインを踏まえた基準を示しています。

つまり現在の瓦工事では、

瓦桟へ瓦を掛ける。

瓦を適切に配置する。

釘やビスなどで必要な緊結を行う。

棟・軒・ケラバなどを適切に固定する。

といった施工によって屋根をつくります。

さらに、防災瓦には瓦同士がかみ合うことで浮き上がりやずれを抑える製品もあります。

「瓦=地震や台風に弱い」と昔の施工だけを基準に考えるのではなく、現在の瓦・現在の施工方法で比較することが大切です。

 

瓦工事の基本的な流れ

新築や葺き替えでは、屋根の形状や製品によって細部は変わりますが、基本的な考え方は共通しています。

 

下地を確認する

まず野地板など、瓦を施工する下地を確認します。

改修工事では、腐食や傷みがあれば必要な補修を行います。

 

下葺き材を施工する

屋根材の下に防水層となるルーフィングを施工します。

軒先、棟、谷、壁際などは特に雨水の流れを考えながら施工します。

 

瓦桟を施工する

使用する瓦に合わせて瓦桟を取り付けます。

瓦の働き寸法に合わせて位置を決めるため、ここがずれると屋根全体の瓦割りに影響します。

 

瓦割りを行う

「瓦割り」とは、瓦をどの位置から、どのような間隔で並べるのかを決める作業です。

屋根の左右で不自然な半端が出ないよう、全体の納まりを考えます。

 

桟瓦を葺く

軒先側から順番に瓦を施工していきます。

ただ並べるのではなく、製品ごとに決められた重なりや固定方法に従います。

 

軒・ケラバ・谷・棟を納める

一般部分を施工したあとも、役物瓦、谷板金、棟瓦などを使用して各部を納めます。

屋根工事では、こうした端部の施工が非常に重要です。

 

瓦屋根の大きなメリット

瓦屋根の魅力は、単に「昔から使われている」ことではありません。

 

屋根材そのものの耐久性が高い

粘土を高温で焼成した瓦は、非常に長期間使用できる屋根材です。

メーカーが20年・60年といった長期の製品保証を設定している製品があることからも、瓦本体の耐久性の高さが分かります。

 

基本的に瓦本体の再塗装を必要としない

粘土瓦は、塗膜によって防水性能を維持する屋根材ではありません。

そのため、一般的な陶器瓦やいぶし瓦では、屋根材本体を定期的に塗装することを前提としていません。

長期間使用する住宅では大きなメリットです。

 

一枚単位で交換しやすい

部分的に瓦が割れた場合、同じ瓦を用意できれば一枚単位で交換できることがあります。

屋根全体を交換しなくても部分補修ができるのは瓦の特徴です。

 

デザインの幅が広い

和形、平板、S形。

銀、黒、茶、赤、緑。

現在の瓦はかなり多くのデザインから選択できます。

「瓦らしい重厚感」を出すことも、「瓦に見えないくらいシャープな屋根」にすることも可能です。

 

瓦屋根で知っておきたい「重さ」の話

瓦について調べると、必ずといっていいほど「重い」という話が出てきます。

確かに粘土瓦は、金属屋根などと比較すると重量のある屋根材です。

しかし、

「瓦は重い=危険」

と単純に判断するのは正確ではありません。

建物は、採用する屋根材などの荷重を考慮して構造を設計します。

また現在では、従来品より軽量化された瓦もあります。たとえば鶴弥の「スーパートライ110 サンレイ」は、メーカーが従来の平板瓦と比較して約20%軽量化した製品として案内しています。

一方、もともと軽い屋根材を使用していた既存住宅を瓦へ変更する場合などは、建物側の条件を確認して検討する必要があります。

大切なのは「瓦だから良い・悪い」ではなく、その建物に合った屋根材を選ぶことです。

 

瓦屋根のメンテナンス

瓦本体が長持ちするからといって、屋根全体を永久に何もしなくてよいわけではありません。

ただしこれは瓦の弱点というより、屋根が複数の部材で構成されているためです。

長期間使用している瓦屋根では、

瓦の割れやずれ。

棟部分。

谷板金。

下葺き材。

木下地。

漆喰を使用している屋根では漆喰。

などを確認します。

瓦そのものをまだ十分使用できる場合には、必要な部分だけ補修したり、既存瓦を再利用して葺き直したりすることもできます。

 

漆喰が傷んだら瓦屋根全部を交換する?

必ずしもそうではありません。

昔ながらの瓦屋根では、棟部分などに漆喰が使用されていることがあります。

漆喰だけが傷んでいるのか。

内部の棟まで傷んでいるのか。

瓦自体がずれているのか。

雨漏りが発生しているのか。

によって必要な工事は異なります。

表面の漆喰が傷んでいるだけなら、屋根全体の葺き替えまで必要ない場合もあります。

大日本絋産では、傷んでいる場所と工事範囲を分けて考えることを基本としています。

 

瓦の「葺き直し」と「葺き替え」の違い

似た言葉ですが、工事内容は大きく異なります。

 

葺き直し

既存の瓦を一度取り外し、下葺き材や下地などを整えたあと、使用できる瓦を再利用して戻す工事です。

瓦自体はまだ使えるものの、その下にある防水層などを更新したい場合に選択肢になります。

長持ちする粘土瓦だからこそ可能な改修方法の一つです。

 

葺き替え

既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材へ交換する工事です。

新しい瓦へ変更することもできますし、建物の状態や希望によって金属屋根など別の屋根材へ変更することもできます。

 

瓦工事の費用相場

瓦工事の費用は、

屋根面積。

屋根形状。

勾配。

使用する瓦。

棟や谷の長さ。

下地補修。

既存瓦の撤去。

足場。

搬入条件。

などによって大きく変わります。

そのため、実際の工事金額は現地調査後の見積もりで確認する必要があります。

ただし、検討段階で何も目安がないのも分かりにくいため、一般的な参考価格を紹介します。

 

新しい瓦を施工する場合

メーカーが公表する2026年の設計価格を見ると、鶴弥「スーパートライ110 タイプI」は4~5寸勾配で切妻11,900円/㎡、寄棟12,500円/㎡からとなっています。

一方、栄四郎瓦では、標準勾配4~5寸・100㎡を想定した標準設計価格として、プラウドプレイン、ローマンLL40、プラウドUU40G、プラウドBB40などを20,000円/㎡としています。

メーカーごとに設計価格へ含まれる工事内容や役物、下葺き、運搬などの条件が違うため、数字だけを横並びにして「こちらのメーカーの方が高い」と判断することはできません。

あくまで製品選びの参考価格です。

 

瓦の部分補修

瓦の割れ、ずれ、部分的な棟補修など、範囲が小さい場合には数万円から対応できることもあります。

ただし、高所作業のため足場が必要になる場合や、特殊な瓦を取り寄せる場合などは金額が変わります。

SUUMOリフォームが2026年に更新した瓦屋根の記事では、一般的な部分補修の目安として約10万~30万円を紹介しています。SUUMO

 

瓦の葺き直し

同じ記事では、屋根面積約130㎡を想定した葺き直しで、約65万~90万円を一つの目安としています。

既存瓦を再利用できるため、新しい屋根材へ全面交換するより材料費を抑えられる可能性があります。

 

瓦から瓦への葺き替え

既存瓦を撤去して新しい瓦へ葺き替える場合、同じく約130㎡の屋根を想定した一般的な相場として約250万~350万円が紹介されています。

解体・撤去や下地交換などを含む想定です。

当然ながら、100㎡のシンプルな切妻屋根と、谷・隅棟が多い複雑な150㎡の屋根では工事費は変わります。

ですから、インターネット上の「坪○万円」だけで判断するより、何が見積もりに含まれているかを見る方が重要です。

 

瓦屋根の価格は「平米単価」だけでは決まりません

屋根工事では、屋根面の大部分を占める「平部」以外にも費用が発生します。

軒先。

ケラバ。

大棟。

隅棟。

谷。

壁際。

換気棟。

雪止め。

こうした部分には役物瓦や板金、追加施工が必要になります。

同じ100㎡の屋根でも、単純な切妻屋根と、棟・谷が多い複雑な寄棟屋根では金額が同じとは限りません。

見積もりを見る際には、総額だけではなく、どこまで工事に含まれているのかを確認することをおすすめします。

 

瓦にもメーカー保証があります

これは大日本絋産からも、瓦を検討するお客様にしっかりお伝えしたい部分です。

「瓦は長持ちします」と施工会社が説明するだけではなく、製品によってはメーカー自身が長期保証を設定しています。

 

鶴弥の粘土瓦

鶴弥では、条件を満たした新築物件に採用された同社の粘土瓦について、60年間の製品保証制度があります。

対象となるのは製品の変質による割れ・欠損・釉薬面の剥離などです。【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥

 

栄四郎瓦

栄四郎瓦では、新築物件について施工完了日から20年間の製品本体保証を実施しています。栄四郎瓦株式会社

 

大日本絋産では保証内容もご説明します

メーカー保証には、

対象となる製品。

新築・改修の違い。

施工条件。

保証対象となる症状。

保証書の発行方法。

など、メーカーや製品ごとに条件があります。

大日本絋産では、保証制度が設定されている製品をご提案する場合、メーカー名・製品名だけでなく、適用できるメーカー保証の内容や条件についても確認し、お客様へご案内します。

「何年保証なのか分からないまま施工する」のではなく、製品を選ぶ段階から確認していただけます。

 

瓦を選ぶなら「価格だけ」で決めない

瓦は、一度施工すると長期間使用する可能性の高い屋根材です。

そのため、

見た目が好きか。

住宅のデザインに合うか。

屋根勾配に対応しているか。

メーカー保証はどうなっているか。

防災性能はどうか。

将来部分交換できるか。

価格は予算に合っているか。

といった複数の条件から選ぶことをおすすめします。

同じ黒い平板瓦でも、メーカーによって形状、表面の質感、役物、対応勾配などは違います。

カタログだけでは分かりにくい部分も含めて比較することが大切です。

 

「瓦は古い屋根材」ではありません

瓦の歴史が長いのは事実です。

しかし、現在販売されている瓦まで昔のままというわけではありません。

フラットで現代的なデザイン。

瓦同士をかみ合わせる防災構造。

緩勾配へ対応した製品。

軽量化された製品。

太陽光発電を考えた専用部材。

長期メーカー保証。

など、現在の住宅に合わせた製品開発が続いています。鶴弥、新東、栄四郎瓦、マルスギ各社も、現在それぞれ防災瓦や現代住宅向け製品を展開しています。

瓦を検討するときには、「昔の瓦屋根」のイメージだけではなく、現在販売されている製品を実際に比較してみることをおすすめします。

 

大日本絋産が考える瓦屋根選び

屋根材には、瓦、スレート、金属、アスファルトシングルなど、それぞれ特徴があります。

その中で瓦は、

耐久性の高い屋根材を使いたい。

できるだけ屋根材本体の塗装メンテナンスを減らしたい。

焼き物ならではの質感が好き。

和風・和モダンの屋根をつくりたい。

フラット瓦で重厚感のある現代住宅にしたい。

という方には、現在でも非常に魅力のある選択肢です。

最初から「瓦に決める」必要もありません。

金属屋根など他の屋根材と比較したうえで、ご自宅に合うものを選べばよいと考えています。

 

瓦の部分修理から葺き替えまでご相談ください

株式会社 大日本絋産では、瓦屋根を含む屋根工事に対応しています。

瓦が数枚割れている。

瓦がずれている。

棟が傷んでいる。

漆喰が落ちている。

谷板金を確認してほしい。

雨漏りしている。

既存瓦を使って葺き直したい。

新しい瓦へ葺き替えたい。

金属屋根への変更も比較したい。

新築で瓦を採用したい。

こうした内容について、屋根の状態を確認しながら必要な工事をご提案します。

製品を指定されていない場合も、屋根の形状やご希望の外観、予算などを確認しながら、メーカー・製品選びからご相談いただけます。

メーカー保証が設定されている製品については、保証内容や適用条件も確認してご案内します。

ご相談・お見積りは無料です。

 

まとめ|瓦は「昔ながら」だけではない、長く使える屋根材です

瓦は、日本で長く使用されてきた屋根材です。

しかし現在は、伝統的な和形瓦だけではありません。

シンプルなF形平板瓦。

洋風住宅に合うS形瓦。

瓦同士をかみ合わせる防災瓦。

緩勾配へ対応する製品。

軽量化された製品。

長期メーカー保証が設定された製品。

さまざまな選択肢があります。

瓦工事で大切なのは、瓦そのものだけを見ることではありません。

野地板。

下葺き材。

瓦桟。

板金。

棟。

谷。

軒先。

ケラバ。

そして瓦の固定。

これらを一つの屋根として適切に施工することが重要です。

大日本絋産では、瓦の種類やメーカーだけでなく、その建物にどの瓦が合うのか、どの工事方法が適しているのかまで含めてご説明します。

瓦屋根の新築、修理、葺き直し、葺き替えをご検討の際は、お気軽にご相談ください。

 

屋根工事専門ブランド「屋根匠筑前」 

筑紫野市の屋根工事について

春日市の屋根工事について

久留米市の屋根工事について

​鳥栖市の屋根工事について

​ホーム | ご相談・無料見積もりはこちら

 © 株式会社 大日本絋産

bottom of page